声のはじまりは
喉ではなく“足のうら”にある
・もっとラクに歌いたい
・高音を安定させたい
・喉の力みを取りたい
── その願いの達成のカギは
“足の裏”にありました。
立ち方や重心のわずかな違いが、
息の入り方や声の立ち上がり、
さらには表現の安定にまで
大きく影響しています。
声の不調を感じたとき、
多くの人が“喉”や“呼吸”だけに
注目しがちではありませんか?
でも、声を"支えて"いるのは、
地面に触れている
たった一つの場所
― 足 です。
Step into Your Voice は、
「足から声を育てる」という
まったく新しい発想の
全8回・各15分の動画プログラムです。
足の感覚を目覚めさせ、
呼吸を深め、
姿勢を整え、
声を自由にしていく。
歌うたびに“変化がわかる”構成で
思わず「今すぐ練習したい」と
お感じ頂ける内容です。
この講座は、“気づき”がテーマです。
「足を感じたら息が変わった!」
「重心を動かしたら高音が安定した!」
「足裏を使ったら声が抜けた!」
そのような“小さな驚き”が、
あなたの声と身体の関係を
根本から変えていきます。
本シリーズは、
身体の動きの専門家である理学療法士が監修。
医学・解剖学・生理学に基づきながらも、
歌手がすぐ実践できるよう
身体の事実を噛み砕いてお伝えします。
1回たった15分。
動画を視聴した後に
すぐに練習したくなる構成です。
声を支える足の感覚が戻れば、
息が整い、音がまっすぐに立ち上がり、
あなた本来の声が自然に響き始めます。
第1回:足の“今”を知る
― 声の土台チェック
声は足から始まっています。
・重心の乗り方
・アーチの状態
・足指の使い方
その小さな違いが、
声の立ち上がりや息の入り方に
驚くほど影響します。
この回は
「自分の足がどんな状態なのか」を
歌手に必要な視点から
わかりやすく確認する、
声の土台が
どのようにできているのかを知る
最初のステップです。
第2回:足裏の感覚を目覚めさせる ― 声が安定する理由
声が不安定になるとき、
多くの場合において
“足の感覚”が少なくなっています。
足裏は身体の中でも
特に精密なセンサーであり、
ここからの情報が多くなると
呼吸・姿勢・喉が
自然に使いやすくなります。
この回では、
足裏の感覚を取り戻すための
シンプルなエクササイズを実践。
「足がわかるだけで声が安定する」
その理由と変化を、
身体で感じ取って頂けます。
第3回:足と呼吸はひとつのリズム
― 接地が息を導く
呼吸は胸やお腹だけで
決まるものではありません。
足の接地の仕方が
大きな影響を与えます。
この回では、
足裏→お腹→横隔膜の
“つながるライン”を感じるワークを通して、
「足で呼吸が変わる感覚」を掴みます。
第4回:呼吸と姿勢の“ひとつのチーム”を作る
姿勢が乱れると
→ 呼吸は浅くなり、
呼吸が浅いと
→ 喉は力みやすくなります。
この“悪循環”を断ち切る鍵は
足にあります。
この回では、
呼吸と姿勢を分断せずに扱い、
・呼吸がしやすい姿勢
・喉が力まない姿勢
を足から再構築します。
“身体が整うと声が整う”
という実感を得る、
全身を扱う回です。
第5回:足→骨盤→背中→喉 声の通り道を開く
声は身体の真ん中を上へと進む“運動”です。
その道がどこかで詰まると、
声は抜けず、響きが広がりません。
この回では、
足から骨盤・背中・喉へとつながる
「声の通り道」を
クリアにしていきます。
ふくらはぎや太ももの裏、背中の
"連動"を感じることで、
声が自然に上へ抜ける感覚を
体験できます。
第6回:荷重だけで声質が変わる
― 音色を“足でデザイン”
前に乗ると明るい声
後ろに乗ると落ち着いた声
実はこの事は、
科学的な“重心の影響”によるものです。
この回では、
足で重心をコントロールして
声の響きを自在に変える方法を学びます。
明るさ・深さ・張り・柔らかさなど、
声を“足でデザインする”という
新しい発想を手に入れる回です。
第7回:心と声の揺れを足で受け止める
― グラウンディング
緊張、不安、焦り。
これらの感情は足に現れ、
声に直接影響します。
この回では、
感情の揺れを足で支え声を安定させる
“グラウンディング”を学びます。
舞台で動じない声をつくるための
メンタル × 身体 × 声の
三位一体のアプローチです。
第8回:足から始まる表現の自由
― 声・呼吸・心の統合
足→呼吸→声→表現。
この流れが一本に繋がると
声は驚くほど自由になります。
最終回では、
これまで積み重ねたすべてを統合し、
“足から立ち上がる自分本来の声”
を完成させます。
歌うことの本当の楽しさを身体で思い出す、
集大成の回です。